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労務管理
上場前の企業が抱えるリスクで一番大きなリスクの一つが労務リスクだといわれております。監査法人様や主幹事証券会社様からの依頼で労務監査をお受けすることがありますが、そのほとんどが、「では今日からこうしましょう」というような簡単なものではありません。長年の間に育まれた会社ごとの風土や会社と従業員さんとの信頼関係など、経営者の経営哲学や様々な歴史が存在するからです。全ての従業員さんに納得して頂いてから、労働条件の変更や制度の変更ができればベストですが、そのような場合のみではありません。
労務管理に関しては、創業期などできるだけ早い時期に会社経営における重要課題だと認識して頂ければといつも思います。社長の一言で簡単に変更ができる（信頼関係の上でですが）規模のときに手掛けた場合と規模が大きくなってからとは紛争リスクが全く違ってきます。
我々は、会社にとってもそこで働く従業員さんにとってもいい労務管理のご提案をさせていただくべくこれからも日々研鑽に努めて参ります。